そして勝手に踊りだす

くだまき100年、心は在宅 身体は現場 オタク元気で留守がいい。3度のごはんとコスメが好き/エンタメ中心よろずサークル/デザイン・占いもたまに

#極力日記 5

日付は変わってしまったけど、書いてるからえらい。

 

28日は仕事納めであった。

職種的に先週でほぼほぼ本年の稼働は終えているため、消化試合の如くだらだらと働いた。

およそ5分しか働いていないのでは?と思う。

 

そんなことはなかった。

午前中はずっと会議をしていた。昼ごはんのことで頭がいっぱいで、生返事をたくさんした記憶しかない。あと、部署の者たちが好き勝手なことばかり話していた気がする。

忘れよう、と思うまでもなく忘れていた。都合の良い構造の脳みその持ち主である。

 

昼は部署の皆で摂ることになり、今日どうしても食べたかった鈴木もぐら氏おすすめの絶品とんかつを食べそびれてしまった。

その代わりの和牛ステーキ丼の味わいは、本日まで焦がれたとんかつには遠く及ばず、本年の締めランチには不相応で(断固として断るべきだった)と、些か後悔をした。ランチの1,500円はディナーの4,500円に等しいと、お店のテーブルに刻みたいくらいには不服に思っている。

 

無事に仕事も納まり、長ったらしい納会を終え、サクッと会社を抜け出し、どうしても今日に手に入れたかったコスメを購入するため足早に百貨店へと急いだ。

この日のため今週の会議中はこっそりとネットサーフをし情報を拾い集め、先ほどの納会のさなかも情報に漏れがないか念入りに再調査していたのである。(ただの無駄遣いに)こんなにも真剣に取り組んでいるのだ。我ながら呆れてしまう。

 

吟味に吟味を重ね、アルビオンのボディセラムと

ホワイト ファーミングセラム〈ボディ用薬用美白美容液〉 | ALBION

NARSのエアーマットリップカラーの2680を購入することにした。

NARS エアーマット リップカラー 02680 | NARS Cosme

 

特にエアーマットリップカラーの2680は発売以来数ヶ月にわたり購入したいと思いつつ見送ってきたので、いよいよ手に入れようと心ときめかせていたのであった。

 

とはいえ、そううまく身も心もスキップさせてくれないのが人生。

大変な人気商品だったらしく欠品しており、また出直す羽目になってしまった。

 

捨てる神あれば拾う神ありとはよく言ったもので、NARSでは少し残念な思いもしたが、そういえば今日はADDICTIONから新作のチークがたくさん発売される日だったな…と思いカウンターへ。

鮮やかで華やかな彩りが行儀よく並んでいるさまを目にすると、どうにも心が躍ってしまう。

グラデーションはいつ見ても心地よい色の配置だ、と感じているものの、このチークたちは移ろいゆく空の色を表現していると教えてもらい、より強く惹かれたのであった。

 

気になったものいくつかの色味を見せてもらい、手持ちと被らずに汎用性の高そうな2色を購入することにした。マットなもの(色番失念)と、ニュアンサー(003N Color Me Sky)をひとつずつ。どの色も素晴らしかった…気になっている方は、予算は多めに持ってカウンターへ向かってほしい。ひとつに決めるのはなかなか難しい、使いやすさと遊び心が共存した魅力的なラインナップなので…

 

Spring 2022 Collection ”COLOR ME SKY” | ADDICTION BEAUTY メイクアップコスメ通販 公式オンラインショップ

 

完全に突発で購入したし、なんなら来月にはAmplitudeの春コレのチークを予約しているというのに…顔はひとつしかないって…知っているのに…

 

Spring Collection 2022|Amplitude(アンプリチュード)公式サイト

 

1年よく働いたので、これくらいは許してやりたい。それに、来年もそのくらいは許せる自分でいてほしいと思う。

 

そのあとは、軽い足取りで忘年会へ。

想定外かつ突発的な誘いをいただき、年末年始はバタバタしてしまうが非常に幸先よく楽しいものになることが確定した!ほんとうに嬉しい。

 

忘年会のあと、連れてもらって少し寄ったお店も素晴らしかった。素晴らしかったし、なにより訳が分からなかった。この世には意味がわからなくてバカバカしくて面白すぎる宝物みたいな夜がある。

 

こういう瞬間のため淡々とした日々をこなしているな、と強く思う。楽しい日の旨味を逃すことなく味わうために、苦味や無味だって甘んじて受け入れられる。

 

…みたいなことを、年末のご褒美番組のひとつ楽屋ニュースを見ながらツラツラ書いている。

オールザッツと楽屋ニュースを観ているときがいちばん年末の匂いのようなものを濃く感じている気がする。

 

年末の、浮き足立っているのに少し寂しく

退屈なのに楽しくて嬉しくなっちゃう、あのどうしようもない気持ちに名前なんかはあるんだろうか。

 

そんなことをボンヤリと考えながら、明日の怒涛を思い床に着く。カーテンさえもすり抜ける澄んだ冷気を遊ばせながら。