そして勝手に踊りだす

くだまき100年、心は在宅 身体は現場 オタク元気で留守がいい。3度のごはんとコスメが好き/エンタメ中心よろずサークル/デザイン・占いもたまに

#極力日記 47

もう9月、今年も終わる。

8月になると『もう冬はそこまで来ているな』くらいの気持ちでいる。

気が早く意味がわからないと言われるが、本当にそうなのだ。揺るぎない真実なのだ。

 

もう今年は終わる。

やり残したことがないようにしよう!など、大それたことは過ぎらない。

いつだって取りこぼしてばかりの人生なので、つまらないことには極力こだわらない。

つまらないかどうかは、わたしが決めるけど。当然として。

 

閑話休題

 

かわいいの代表格として君臨する動物、うさぎ。

間違いなくうさぎはかわいい。

うさぎ、ウサギ、兎、rabbit…字面からはあまり愛らしさを感じ取れないが、とにかくうさぎはかわいいのだ。

もっふもふの身体に『ω』の形をした口元。

クリッとした瞳に、丸い背中、小さなしっぽ。

かわいくないわけがない。

 

庇護欲を掻き立てる女子を時折"うさぎ系女子"なんて呼んだりするくらいには、守るべき愛らしさを小さな身いっぱいに湛えた生き物なのだ。

 

しかし、しかし。

そんな可愛らしい生き物にも、弱点がある。

 

食事だ。

 

過剰な減量を目的とした穀物・菜食中心の味気なく少量の食事を『うさぎみたいな食事』と揶揄することがある。

うさぎとしては立派な食事をそんなふうに貶されて心外だろうが、つまらないものはつまらないのだ。

全人類が認めるであろううさぎの愛らしさを以ってしても、あの無味乾燥とした食事を制すことはできないのだ。

 

うさぎたちから『どうでもいいよ』というクレームが聞こえてくるような気もするが、うさぎみたいな食事より、この文章のほうが圧倒的につまらない。

よくこんなくだらないことをツラツラ綴れたものである。人は歳を重ねると本当に面の皮が厚くなる。その証左である。

 

くだらないついでに、一生役立たない知識を。

うさぎの鳴き声は『ガォッ』。意外と獰猛。

 

普段は全く鳴かず、お鼻がピスピス鳴る程度だと言うのに。やる気を出したら思いのほか野太いのである。

もうちょっと具に観察すると、あと数カ所かわいくないところがある気がするな。そこもかわいいんやろうけど。