そして勝手に踊りだす

くだまき100年、心は在宅 身体は現場 オタク元気で留守がいい。3度のごはんとコスメが好き/エンタメ中心よろずサークル/デザイン・占いもたまに

#極力日記 57

極力日記とは?というほどの時を経た。

申し訳なくなんかない、誰も読んでいないから。

 

留守にしている間に、Xのアカウントを失ったり仕事がハチャメチャに忙しくなったりコスメを買いまくるなどした(それは通常営業)。

 

Xのアカウントについて、なんか色々言われてるみたいなので書いておきます。

たぶん@coris_pensのアカウントはもう戻ってきません。二度と。

 

失ったきっかけは、Xのアカウント名を1か月以内に1回以上変更したから。

わたしはフワちゃんが言うところの"お病気"、令和ロマン 高比良くるまくんが言うところの"アルファベット系"なので、絶対に忘れてはならないし先送りにしてはいけないことをXの名前欄にメモ→処理が済んだら元の名前に変えていたのですが、Xの仕様変更によりそれが封じられてたんですね。知らなんだ。

 

で、アカウントから強制ログアウト→再ログインできず…のまま今日まで過ごしています。たぶんこれから先もそうです。

再ログインできないのは、おそらくこれもXの仕様変更なんかな…パスワードの字数制限に引っ掛かってしまい、パスワードの変更手続きをすべくX社に問い合わせるものの、待てど暮らせどXに登録しているメールアドレスに再設定用のメールが届かないためです。

こちとらドメイン受信の確認までしとるのに届かんし、『現状じゃ埒あかんから別のメールアドレス宛に送って(要約)』と切り出すと途端にX社からの返信が途絶えるので手も足も出んのです。

そもそも、3日に1回くらいしかX社からの返信が届かないってのに、3回ほどコンタクトを試みただけでよくやってる方やと思う。あたしゃもう疲れた。

 

失った当初は困ってたんですけど、徐々に慣れてきて(必要以上に振り回されてたんやな〜)と思ったりして、まぁまぁ身軽に過ごせています。

あのアカウントでしか繋がってない方もいるし、好き勝手言ってるだけやのにフォローしてくれてる見知らぬ方とか、リストに入れてくれてるんかな?って感じのよくふぁぼってくれる方とかにはなんか申し訳なく思う反面

しょうもないポストにうっとおしいリポストしかしない自意識の捻れた人とか、あんなとこに書いてることだけで判断してくる人とか、ぜってぇあんなヤツにはなんねぇと敢えてミュートすらしてない人とか、心になんか嫌な摩擦を産む有象無象に距離を作ることができたのは心底よかったなぁと思っています。

 

わたしはきっと自分が思うよりもずっとずっと神経質で穿った見方しかできないうえに口も悪いし自意識過剰で捻くれているので、インターネット上にしろオフラインにしろ広場的な場所はプレーヤーとしてもオーディエンスとしてもあまり向いていないんだと思います。

 

…ほな死ねっちゅうんかえ?ほな!

言葉にはできんなぁ

7-1=0だろうがよ!と思いつつ、6は6で、6も1も愛していくぜみたいな話をします。

 

あと、自担鬼叩かれててツラい。気持ちはわかるけど、所詮オタクは自担の老後の責任なんて取れないので、ある程度の年齢になったらそんなことでガタガタ言うなよって思います。

『令和だよ?アイドルは恋愛禁止、結婚なんてとんでもない!みたいな価値観終わってない?』みたいなことを言う気もないです。ひけらかさないのはマナーだと思うので自担の過去の振る舞いには思うところがありますが、あんなに言われるようなことまでしてるか?というのが率直なところです。

単純に、ひけらかしさえしなければオタクはガタガタ言うことないだろ、と思っていますし、わたしは『何があってもこの人の味方でいよう』と思わない限り自担とか推しとか公言しないからです。腹の括り方の差です。

 

あと、🧡がいなくなったら解決する問題とかでもないだろ。❤️が卒業するのはみんなの問題。チーム全体の問題なの。オタクたちのみっともない憶測が事実だとしても、それは🩷や🧡の問題ではなくて、チーム全体の問題。わかるか?ヒステリー起こしてるヤツらにゃ難しくてわかんないか??あ???(腹に据えかねているのでガンガン煽る)

 

で、なんですけど。本題。

前々から『脱退か…』とは言われてて、内心(まぁそうですよね)と思わんではなかったのですが、それはそうとして、グループのファンがメンバーの口より週刊誌を信じるなんて有り得ないじゃないですか。たとえ(今年はまだツアーの知らせがないな、何か調整してるんかな)と思っていたとしてもよ。

というか、昨秋から話が出ていたそうで、言われてみればみんな様子がおかしかったな、とかほんのり思い出した。💚はブログの更新頻度が目に見えて落ちたし、💛はドラマの主演が続くなか💜になんとか支えられて日々を過ごし、💙は最後だと知りながら個展に7人の絵を描き、🩷は早く行きたいなら1人で進め、遠くに行きたいなら皆で進めを今回も実践してくれた(と、わたしは受け取った)。…🧡は地道にキスマイでいます、と非常に地味ながら実はいちばん難しいのではないか?という意思表明をし(これも叩かれてるんだろうなやだねやだね)(彼なりに逡巡して絞り出した答えだと思いますよ)(非常に口下手だし伝わりづらい人ですけれど)。

 

ひとつ嬉しかったのは、もうグループを閉じようか、というところまで話したが留まったところ。

皆で進もうという判断をしてくれたこと、とてもありがたく思っている。

 

もちろん、国立に立ちたい!グループで駆け上がりたい!とずっと言っていた❤️のことを思うと思わないことがないわけではないのだけど、それをいま言うのもな。それよりも先を見ていたい気持ちのほうが今は強いかな…ちょっと時間が空いて、6人のコンサートしてくれたりするんかな。今は全然想像がつかないし、観たいとも思えてないけど観に行きたいなってことにしようと思うよ。行くし。

 

5年前のデビュー記念日にメンバーみんなで食事会をして、みんなが一斉にブログに写真をあげたことがあった。その食事会を企画したのが❤️でさ、ブログ一気に更新してファンにサプライズしようって提案したのが🧡だったじゃないですか。めちゃくちゃいい写真やったよな、あのとき『なんてステキなグループなんやろう、応援しててほんとによかった。ずっとついていける』って思ったし、思ってるし、思いたいんですよ。

 

なんていうか、時というものは残酷で。

つまり❤️はさ、いつ、何がきっかけで、どんな気持ちで『1人で歩もう』って思ったんかな?ってことなんよ、そんなん自分らには一生知らされることはないんですけど、ただただ、横一線ではなくても彼らなりのやり方で歩こうとしてる7人が好きでしたし、好きですよ。それが6人と1人になっても変わらないし、変えるつもりもないんですけど。

 

なんか全然まとまんないですけど、寂しいなと思いつつ、これまでの思い出が暖めてくれるところもあったりするので、みんなのこれからを受け止める準備を粛々とすすめたいなと思っています。だからわたしも泣くのやめないと、それでは。

#極力日記 56

歳を取ると勉強したくなる、とたまに話したり思ったりするが、それは何故だろう?過去の不勉強を悔いているだけではないよな?と薄ぼんやり考えた結果

さほど教養がなくとも日々を楽しく暮らすことは可能だけど、人生を豊かにすることは教養なしにはあり得ないと気づいたからでは?みたいな結論に着地した。

 

このときの教養は特に勉学に限るものではなく、勉学も含むもっと感性に寄ったもの…春の天気のいい日に飲み物を持ってあの公園に行くと地域猫が日向ぼっこしていてかわいい、ちょっとボーっとしてこよう、みたいなものでもいいと思うんですけど

なんせ意識的に感じよう、育てよう、としないと、どんどんみすぼらしい年輪を重ねるな〜、と思ったわけです。

 

自分を日向に連れ出すのも、水を与えるのも、根腐れを起こさせるのも自分しかいないんだよなあ。

人間とは考える葦である、って言ってくれてあんがとねパスカル!あんたのおかげで今日もうだうだ言ってられるわ、それじゃまた。

#極力日記 55

家族が減った、所謂絶縁というヤツである。

 

そもそも長らく家族という形は成していなかったが、父の17回忌を目前に『自分は死んだものと思ってほしい』との兄からの連絡が母のもとに届いたのであった。

『これ以上関わろうとするならば、住居も職場も変える』と、斜め上に気合いの入ったメッセージ。

こう言われてしまっては、彼に関わることなど到底できない。ここで『事情を教えてくれ』と食い下がると本当に消息が分からなくなる存在であること。それは重々理解している。我々には取りつく島もなく、非常に消極的な理由で話し合いを放棄した。

そう言い捨てることで彼が何がしかの安息を得るのならば、受け入れるしかないのである(とても幼い逃避行動だと思うが)。

 

母には、なにもできなくてごめん、と何の足しにもならない言葉を振り絞ることしかできなかった。こんなにもベラベラと文字を書き連ねているくせに、とんだ体たらくである。情けない。

 

…とまぁ、兄とは極めて歪な関係であるが、決定的な事の発端は彼が高校生だった頃、母がノイローゼになりそうなほど追い詰められていた時期にある。

遺恨がそのまま彼のなかで今も煮え続けているようで、きっとそうでもしないと過去のものにならないのだろう。

 

ろくに顔も見ていない人間のことなので、こちらもまるで他人として語るしかないのだが

きっとこちらが親族として当たり前の振る舞いを彼に求めるたび、彼にとって到底許し難いことを思い出して辛かったのだろうと思う。

 

わたし自身、(幼少期から人格面で難があったものの、学問においては非常に優秀だった)彼が明確に道を踏み外したのは全寮制の高校に進学したときだと思っている。

最初は高校デビューかな、くらいに思っていたが、しばらくしてそういう可愛らしいものではないらしい、というのは何となく感じ取っていた。

…が、受験を控えた子供にとても聞かせられるような荒れ方ではなかったらしく、結局いまも断片的にしか事情を知らない…し、おそらく親たちも彼が結局のところ何にそこまで深く傷つけられたのかは知らないと思う。

兄は歩み寄る、耳を傾ける、内省するということを知らないし、父は正論で責め立て逃げ道のひとつも用意してやれなかった。母はなんとか取り持とうとしたものの、いよいよ息子からの恨みを買うばかりであった。そして蚊帳の外のわたし。

 

兄が父の首に手をかける、という地獄の話を聞くたび、わたしの耳に一切入れまいとした母の判断は正しかったと思うが、しかし、あきらかに家庭の様子がおかしいのに何も知らされないことを気持ち悪くも思っていた。彼女なりの配慮であったのは痛いほど理解しているが。

 

その数年後に病で父が亡くなり(前述のようなことを思うと、よく彼は救急車を呼んでくれたと思う)、彼にも子どもが産まれ父になり、結婚もし、定職にも就き、離婚もしたが、数年前の法事の席で『もっと勉強しておけばよかった』と溢したりし、彼なりに思うところがあったのか、と時の偉大さを感じたりもしたのだが、それは思い過ごしであったらしい。

 

…というか、彼との限定的な付き合いのなかで

ヤツは一瞬の盛り上がりでやたら感傷的な言葉を溢すが、基本的には自分さえ良ければ他人のことは心底どうでもいいし見下している非常に攻撃的な人間だ、と知っているはずであった。ほだされている場合ではなかった。

 

と、まぁ、ショッキングではあるが想定内の出来事であった。

あまり気持ちの整理はついていないし、考えることが増えたし、動揺してはいるものの、わたしの根っこを見つめる機会を得たように思う。

 

どうにもわたしは兄と親の関係性を側から見ていたからか人間に絶望しているところがあって、家族とかそういうものを信じられないし、興味が持てないんだと思う。

そもそも子どもに限らず動物などエキセントリックな行動を取る生き物が苦手なこともあるが、結婚して家庭を築きたい、子どもがほしい、なんてこと、到底無邪気に思えない。きっと幸せなことのひとつなんだろうけども、こと子どもにおいては『向いてなかった、やめます』が叶わないのだ。

 

わたしはおそらく、まともな家庭を知らない。

まともな親子を知らない。まともな人間だと思わない。まともに人間を育てる素養がないのではないか、と思っている。

 

病んでるとか、生き急いでるとか、もっと肩の力を抜けとか、いろいろ言う人はいるし、

その人なりに想ってくれての言葉だとは思うけれど…そのありがたさは身に沁みるけれど、それで前を向けるような傷ならば、もっと早くに前を向けたと思っている。ごめんなさい。

 

わたしは自分のことを人に恵まれていると思っているし、自分のことをかわいそうと思ったり、不幸だなんて思ったことはただの一度もない。

 

ただ、やはりわたしにこの世は向かない。

1日でもはやく、わたしは死にたい。

#極力日記 54

なるべく書こうと誓って1年と少しが過ぎた。

番号を振っているので『均して週1ペースならば叶うのだな』と思ったのも束の間、よくよく見てみると最初のブーストでかなり数を稼いだだけで、順調に書くペースが落ちている…というか、明確に義務感で書くようになっている。やっつけもやっつけである。

 

さておき、今年はなるべくミーハーに暮らそうと思っていて…根がミーハーなので、なんも変わらん気?ということでもあるのだけど

極力手をつけてないものに手をつけよう、たとえば映画!となっている。

 

と、なると星の数ほどある映画で自らにフィットするものを探し当てるのは難しく(数少ない鑑賞歴から導くにスティーブンキング氏と刑務所とヒューマンものが好きという傾向はあるが)、だったら流行ってるものを観るのがいちばん早くない?という結論に辿り着いた。

 

長年、映画やアニメのヒット作に疎いことが気にはなっていて、触れたほうが何かと広がるよね〜と思ってはいるものの、いかんせんオタクはリソース配分をしくじると途端に詰む生き物なのでなかなか手を出せず。言い訳ですけどね。

昨年なんだったかのきっかけでNetflixに加入し、入りっぱなしになっているので活用したいなあ、と考えています。

 

重すぎる腰をあげる気になったのは、昨年の下半期を鮮やかに彩ってくれたHUNTER×HUNTERと、あまりに素晴らしくて人生の1本では?と感じているチャンネルはそのまま!の存在がとても大きい。

 

作品としての輝きは別でしたためるとして、スタンダードやクラシック、ヒット作など支持されているものの素晴らしさに触れることの愉悦を教えてもらったので、やっぱりこれは継続したいし習慣化するべきだなと…わざわざ声明に起こすまでもないけど、36年生きてきてやってこなかったことをやる気になったんだから記録くらい残させてよって気持ち。

 

ちなみに、なんとなくFilmarksもアカウントをこさえたけど、何も書かず放置しているのは愛嬌…ってことにしといてほしい。アカウントを作ったものの、なんか澄ました感じのトーンでめんどくさそうだな、と本末転倒な感想を抱いています。申し訳ない。

 

あ、Netflixに加入したきっかけはトークサバイバーやった…続編も楽しみやな〜。ぁあ〜!佐久間さーん!

 

ってことで、2023年の書初めを終えたいと思います。哀愁。

#極力日記 53 誕生日だからアイシャドウ作ってきた

お前なに言ってんの?って感じだと思うんですが、タイトルの通りです。

誕生日だったのでアイシャドウ(正確にはピグメント)作ってきたわよ!って話です。

 

行ってきたのは表参道のシュウウエムラ

事前にサイトから予約してね〜って感じです。

tokyobox-reservations-page

 

サイトによると、サービスの説明は

好きな色、自由自在。ユニークでクリエイティブな色づくりを通して、楽しく、想像力を掻き立てる体験をお届けします。

カラーピグメントを混ぜ合わせ、無限のバリエーションの中から、あなただけの色を見つけ、ラボ体験に夢中になれる時間を。

ピグメント アトリエ デジタルテーブルでの色づくり(15分)+ピグメント アトリエ ルームでのラボ体験(30分)

とのこと。

 

実際何すんの?ってところですけど、

最初にベースとなる色を決めて(前述のピグメントアトリエデジタルテーブルでの色づくり)→粉を調合、ラメとかを入れちゃう(ピグメントアトリエルームでのラボ体験)、という流れ。

 

理科の実験みたいで楽しかった!…んだけど、後悔やちょっと違ったな〜ってところも。

店員さんとのコミュニケーションの問題かな?と思うところもあるし、こちらが過剰に期待していたかな〜とも思うので、ピグメントアトリエに興味あるけど迷ってるって方の参考になれば…サービス自体とても楽しかったので、人身御供と思っていただけれ!ば!

 

まず、ベースの色はそこまで厳密に決められない。

デジタルテーブルでピグメントのベース色を決めるんですけど、これがまぁまぁザックリしている印象。

色の決め方はリストから選ぶか、シチュエーションから選ぶかの2パターンが用意されているものの

大まかな色のターゲットを決めて明度・彩度をいじるって感じなので、明確なイメージを持っている人には少々不親切な作りかもしれんな〜、と思った。

 

ある程度システマチックに色味を決めさせる必要があるのは理解できるけど、ちょっと不便さは感じたかな〜(ただ、ここは店員さんによるヒアリングで解決できる範疇だとも思う)。

 

『くすみ系のピンクかな?モーヴかな?グレーかな?みたいなベースカラーで透け感があって〜、ピンクとブルーとパープルのラメにグリーンかゴールドのラメもチラチラする感じの…』みたいな明確な理想を頭に描いて作りに行くと、めちゃくちゃ消化不良で終わるんちゃうかな〜?

それなら原宿でアットコスメストアとビューティースクエアとイセタンミラーにコスメキッチンとかを虱潰しに巡ったほうがいい。

 

なので、ざっくりした的だけイメージしていって、その場でノリで決めちゃうくらいの軽い感じで行った方が楽しめるんちゃうかな?と思います。

『7,000円も払うし、絶対毎日使いまくれるヤツを作ったんねん〜!』みたいに意気込んでしまうと、頭の中のものとシステムの差に戸惑っている間に終わってしまう気が。

あと、使いやすいアイシャドウは自ら作らなくてもどっかのメーカーがプロの叡智を結集したものを作ってくれているはずなので、原宿を虱潰しに…

 

そう!7,150円の内訳はピグメント作り体験とお土産のピグメント、前後の気持ちの高揚なのです!ピグメントだけを見てはいけません!!!

 

さあ!前置きがやたら長くなったけど、わたしの体験記を見てくれ!!!

ちなみにデジタルテーブルで色を決めているところの写真はありません…撮っていないので……

(店員さんは『記念にたくさんお写真どうぞ〜』って言ってくれはるものの、あんまりバシャバシャ撮ってもなぁ、と気後れしちゃって…なんかね…)

 

てなわけで、ベースの色を決めたら、なんかこういう『ラボです!!!!!!』みたいなところに通してくれます。

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なんかすごいラボラボしい。

測りとか計量の匙とか攪拌機とかが置いてある。

アトリエみがすごい。そりゃそうか。

 

アトリエ!ラボだ!とテンションが上がったのも束の間、店員さんが服を汚れから守るためのエプロンとゴム手袋、マスクを手際よく差し出してくださるので、あっという間に水産加工場のスタッフが出来上がって笑いました。海老の背腸取りならまかせろ!

 

さておき。さっき決めたベースカラーを作るべく、カラーレシピに従って目の前の赤・黄・青・黒・白の粉を混ぜていきます(ここでカラーレシピを見せられて、ベースカラー選定の不自由さの理由などを悟ることとなりました/職業柄、色味のアレコレには明るいので)。

 

カラーレシピでは0.01g単位で調合をピッタリと指定されているので、目の前のお匙を使ってよそっていきます。

 

こんな感じ

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粉をちみちみ乗せたり退かしたりしては、多かった少なかったとワーワー言いながらレシピ通りに計量して、容器に集めていきます。

こんな具合に

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全部粉を集めたら機械で撹拌してくれるのでメカに収めてもらって〜…しばし待つ

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撹拌自体はすぐ終わるんですけど、撹拌中は餅つき機みたいな音がしていてちょっと懐かしかった(祖母の家で餅つき機をよく使っていたので)。

 

撹拌終わりの粉たち

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すごい混ざった!!!!!!!!!!

 

これでベースカラーは完成。

デジタルテーブルで見たベースカラー、もうちょっとくすんでなかった?とか思いつつ、これにラメを足していきます。

 

ピンク、ブルー、イエロー、コッパー、シルバー、ゴールド、やったかな…のラメから選べて、

目の前でラメを見ながら選ぶのだけど、これが超迷う…!迷いまくるので、手元の粉に少し混ぜて様子見できんかな?と思ったのだけど、それはできないようでした。想像力を総動員するしかない!

 

散々迷って、ピンクラメをベースにイエローのラメを少し入れることに。アクセントはブルーにしてもよかったかな…と思いつつ、肌馴染みや使いやすさを優先した無難な選択を。

 

で、ラメもさっきみたいに計量してモリモリ入れて…って作業は同じなんですけど、ここで水産加工員になった理由をハチャメチャに理解!

もうビックリするくらいラメが舞う!ラメがあまりにも細かくって、ちょっとしたことで舞いまくる!鼻息とかとてもじゃないけど浴びせられない。全部吸っちゃいそう…!!!

 

ラメは撹拌機にかけられないそうで、手作業でよく混ぜなければならないそう。

しばし混ぜたものがコチラ(中身の完成)。

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よく見ると、さっきの画像にはなかったキラッとしたやつがラメたち!分かりにくいねえ!

 

てなわけで、できたピグメントを容器に移し替えて(これもセルフ!)ピグメント作りは完了〜!!

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記念撮影どうぞ〜!と店員さんが勧めてくださったのだけど、なんの工夫もない1枚になってしまったね!HAHAHA!

ちなみに、手前の方にあるボトルの薄めのニュアンスカラーはどうやって作ってんの?って疑問が消えないくらいにはベースカラーのカラーテーブルの色味はおしなべてハッキリしていたような…???(ボトルの中身はピグメントで、最初にラボに通されたとき店員さんに『このくらい淡いやつが理想なんですけど、どう指定したらいいですか?』と相談したら『ん〜、むずかしいです〜』って言われてコケた)(怒ってるとかじゃないよ)

 

ともかくとして、すごいかわいい色味の『これは好きですねえ…!』というピグメントが作れて楽しかったし、また夏くらいに作りに来ようかな〜!!と目論んでいます。すべての分岐を自分の好みで判断していくので、どのルートでも好きなものしかできないって強い!!!

1回体験してみたら、何ができて何ができないのかが掴めたので参加ハードルがかなり下がったな〜!

記念に作ってもいいし、プレゼントとかでも良さげだなぁと思います。シュウの品質だから、間違いなく上質なものだし…!

 

あれ?せっかくピグメントを作ったのにスウォッチは?と思ってる人もいると思うんですけど、それについては追々…後日談的に別記事にまとめたいと考えています。

 

ンァー!今年も歳取ったなァ!

とはいえ、1年は12月のためだけにあるので…楽しむしかない!ほな!

#極力日記 52

変な時間に目が覚めた。

午前3時前、いわゆる未明である。

 

こんな時間に目が覚めた落胆でradikoをひねる。

ちょっとだけ、目が覚めてもよかったのだという気持ちになりたい。ささやかな欲。

 

いつもの癖で木曜日と同じことを。

2秒で悔いた。あまりにも元気すぎる。

深夜の萎れた寝起きの頭には、ハリがありすぎるのだ。

しぼんた風船には剣山を突き立てなくていい。

 

こういうときはTOKYO SPEAKEASYか佐久間さんのANN0にしておいたほうがいい。あとはFM802をなんとなく(こういうとき、ビタミンMは圧倒的に尺が足りない)。

いずれも比較的トーンが落ち着いているだけで、どのみち目はバッキバキになってしまうのだけれども…

また寝付けるかな、というそわそわした気持ちだけにとどまらず、うんと静かな時間によからぬことでざわめく頭をなかったことにして一緒にすべり降りるパートナーが必要なのだ。

 

12月の入り口が見えたとて、この時間のやるせなさは変わらない。

日光の仕事は思った以上に多いと、改めて思う。