そして勝手に踊りだす

くだまき100年、心は在宅 身体は現場 オタク元気で留守がいい。3度のごはんとコスメが好き/エンタメ中心よろずサークル/デザイン・占いもたまに

#極力日記 25

テレビ千鳥は日曜のあの時間だからこそ収まりが良いなと思うから、木曜に移動するのは少し残念。

 

だけれども、きっとそのうち慣れる。

確信しているのだ、木曜も案外悪くなく思えるだろうと。

 

なぜなら似たような事例を知っているから…

それは、Kis-My-Ft2さんが木曜深夜にやっているキスマイ超BUSAIKU?!である。

 

パイロット版から数え、今年でまる10年となる。

土曜深夜→日曜深夜→木曜深夜→月曜→木曜深夜と、わりとウロチョロしている番組なのだ。

 

時間帯はさておき見やすさで言えば土曜・日曜に軍配が上がるだろうし、月曜にやっていたときは『まぁ、今日はキスブサを見られる日ですので』と陰鬱な週始めを乗り切っていた。何度救われたことだろうか。

そう思うと木曜の晩は実に条件の険しい枠に見えるし、実際そうかな、と感じないわけではない。

 

が、しかし。

 

木曜の晩に楽しみがあると『あと1日くらい頑張ってもいいかな』という気持ちになれるのだ。いやほんとに。

基本的にカレンダー通りの稼働の身、こんなに素直に踏ん張れるとは驚きである。

 

なので木曜への移動を、そこまで嘆かなくてもいいんじゃないかな、と思っている。

 

ただ、M-1後の大悟サンタだけは惜しいなぁ。

あれだけは、心の底からもったいないよ〜…なんとか継続してほしい。

敗者復活戦→決勝1st→最終決戦→大悟サンタまでが様式なんやからさ…!

 

20220125

もういちど眠ることさえ躊躇うような、とても恐ろしい夢をみた

また眠ると、その世界に引きずり込まれて2度と戻ってこれなくなるような

 

ただ恐ろしくて、そして、なにか掛け違えたなら

それが現実になってしまいそうな夢

 

そんなものに出会ってしまったことを

そんなもので目覚めてしまったことを

そんなものを恐怖してしまったことを

 

中越しにでも伝えさせてくれるひとは、もういない

ただそれが哀しい

 

瞼が開いていようと閉じていようと

晴れることない霧のなかで

足をつかんで離さぬ泥のなかで

闇さえ見放す静寂のなかで

遅々として進まぬ時を恨めしく思いながら

赦しのときを待っている

#極力日記 24

"人にあまり話さないが、確かに好きな食べ物"は存在する。

そっと心にしまってはいるが、どうしても食べたい…悪魔が囁く甘美な食べ物。

誰しも、覚えがあるのではなかろうか。

 

わたしには、たくさんある。

このごろ特に気に入っており、ベストを見つけるべく様々なメーカーのものを試したく思っている食べ物がある。

 

…ゆで卵と生ハム。

 

別々に食べるわけではない。

殻を剥いたゆで卵(半熟を少し過ぎたくらいが良い)に、おもむろに生ハムをのせては齧る、のせては齧る、のせては…を繰り返すだけの食べ物だ。

呼び名などない。ゆで卵に生ハムをのっけたやつ。ただそれだけ。

 

ゆで卵と生ハム。双方にとって非常に野蛮な楽しみ方であると思う。だが、どうしたことか麻薬のような常習性を感じずにはいられないのだ。

ちなみに、薬物のことは『ダメ、ゼッタイ。』であること以外全くの無知である。さすがに一般的な教育の範囲でしか知り得ない。

 

さておき、わたしは先天的にコレステロール中性脂肪の値が異様に高く、医師からはそれらを刺激するような食事は控えるよう指導されている。そこから導くと、ゆで卵を常用することは薬物乱用に準ずる悪の行為ではないか?と思えてくる。

 

ゆで卵の乱用をそそのかしてくるのは『医学的な根拠はない』『海外では因果が認められていない』と、どこかで見かけた曖昧な文献たちである。見知らぬ研究者諸氏のおかげで、卵を食すという禁忌を犯すことができている。ありがとう。

別の一派が『日本人はコレステロール値が食品に影響されやすい』との説を挙げていたことは無視している。甘言に弄され、自我を見失ってこそ薬物。健康に対する高い意識など、そびえ立つ食い意地を前にしては全くの無力なのだ。

 

健康をかなぐり捨ててでも極めたい、ゆで卵と生ハムのマリアージュ

結局どれが最高なのさ?って話だけれども、まだ全く最適解に辿り着かない、という体たらくなのである。

 

現在の最高得点はセブンイレブンのゆで卵と、同じくセブンイレブンの生ハム(安い方)の組み合わせ。

生ハムは極力安価で大味、ゆで卵にはほのかに塩味がついているものが良い雰囲気を醸すことは分かってきた。

生ハム自体が塩味の強い食べ物なので、ゆで卵に味はついていない方が良いのでは?という意見もあるだろう。答えはNOである。ゆで卵がプレーンなものであると生ハムとゆで卵を繋ぐものがなく、心なしか二者の味わいが分離して感じられるのだ。

塩分など気にしてはならない。美味しさを前にして、健康のことなど構ってはいられない。

 

淡い塩味がキーワードなのは何となく理解できたが、生ハムの選定がまた困難なのだ。

"気軽にパクパク食べられる"という魅力を損ないたくはないので、極力上質ではない方がよいのは確か。

 

だが、安価で味付きのゆで卵と合わせたときに良い塩梅の塩味の生ハム、となるとなかなか出会えないのである。卵の黄身に生ハムの持ち味を消されてはならないし、生ハムがゆで卵のことを無にしてもいけない。お互いに仲良くいられる中庸が滅多と出会えないのだ。こちらからトーナメントを組めるので幾許かの希望はあるが、なかなかの道のりである。

 

そう、ゆで卵と生ハムの総当たり戦も確かに有力な検証方法ではあるのだが、どうにも狭い枠で足掻いているだけのような気がしてくる。

もう少し違う角度からゆで卵と生ハムを見つめたい…と考えたときに、ハムエッグを研究した方が良いのではないか?という気がしてきたのが、ほんの30分前である。

 

ゆで卵と生ハムに対しハムエッグを並べるのは、きのこの山たけのこの里を比べているような無粋さを感じないわけではないが、追い求める理由は充分にあると思っている。

なぜなら、ハムエッグは白飯の上にのせ、半熟の黄身をツヤッツヤの白米に絡めることができるのだ。

ゆで卵と生ハムにはできない芸当である。

 

近しいように思えて全く違う彼らの差異を確かめることで各々に求めるものがクリアになり、よりよい視点でゆで卵と生ハムを選べるようになる気がするのだ。

 

人様にとっての、そういう食べ物をたくさん知りたい。

 

そんなことを考えながら、今日も黄金の定食を待っている。ニコニコと極上の笑顔で定食を頬張るなにわ男子の大橋くんと、歳を重ねたぶん食に対するコメントに共感できるシソンヌの長谷川さんの暖かみ…美味しそうな定食はもとより、2人の人柄で成り立つたまらない番組だ。12回と言わず、長く続いてほしい。

#極力日記 22

いま使っているクリームがなくなりそうで、新しいものはどれにしよう?と色々調べている。

予算と効能がバシッとハマるものを見つけたく、ああでもない、こうでもない、と唸っている瞬間がいちばん楽しい。

 

あと、近所をパトロールしていたらミニリップモンスターを発見したのですかさず捕獲。

EX-2はどう頑張っても似合わなさそうだったので見送ったけど、高価なものではないんだし買ってみても良かったかな〜…まぁいいか。

 

SHISEIDOのピコシリーズを思い出す。

あれ、どれも可愛かったんだよな〜…

 

資生堂といえば。

 

商品情報 | 万物資生 LIFE DEW|資生堂

 

このオイルを試させてもらったところ良い感じで、すっかり欲しくなっています。

髪から顔、身体と全身に使ってほしい製品だそうで。

香りも爽やかでとても素敵だったし、価格もまぁまぁなのでタイミングが合えば買いたいな〜…

予約の段階で結構埋まってるそうだけど、フラッと買えるものと信じています。なぜか。

 

最近ほんとスキンケアが楽しい。冬やからね。

 

#極力日記 21

みんなは気付いてるかどうか謎なんだけど…

マヂカルラブリーさんのオールナイトニッポンZEROのコーナー『日常系チーターを戦わせてみたのだがッ!』、おそらく6週くらい間が空いてるんだよな…

心のコツコツはスポンサーがついてるから仕方ないんやけども。

 

次回はゲストに永野さんが来てくれるので、たぶん心のコツコツしかやらへんやろな〜…

7週かぁ〜……

 

なんでそんなこと知ってるかって?

日常系チーターの次回テーマが回転寿司とのことで、出社日の昼食は問答無用で回転寿司にしているからですよ。

 

来週も回るお寿司食べちゃうかぁ…致し方ないね、ゥOKです!

#極力日記 20

誤配。

 

Uber Eatsの誤配。

いっときブツブツ言ってる人がいたな、と我が身に降りかかって初めて思うくらいには見知らぬ世界の出来事であった。

今日の昼までは。

 

弊社の色々により、四半期に一度『ひとり3,000円までの予算でランチしてらっしゃい』と促される。

こんなご時世なので『在宅勤務日にUberでも頼んでオンラインでランチミーティングしましょう』となった次第である。

 

そもそも、Uberを全く使わない暮らしなので要領を得ていない。

1度だけ利用したことはあるが、Uber慣れした人の家でお得に食事するため。何から何まで丸投げ。

利用履歴を見たら、昨年の今頃だったようだ。なんだか懐かしい。1年は早い。

 

さておき、一食に3,000円もかけて良い!となると、ギリッギリの峠を攻めたくなる。ケチ心が疼く。

とにかく食事代を3,000円に近づけるチキンレースの開幕である。食べたいものは海鮮丼なんだけど。

 

兎にも角にも、Uberを知らない。

アプリのUIが不親切で心が折れそうになる。

3,000円を使い切りたい、という情熱だけがアプリと向き合う気力をくれる。

 

何が評判のメニューか分からないし、信頼が置けるかも判断しかねる。なので、高ければ一定の満足は得られるのでは?と粗い思考で2,500円のマグロの山かけ丼を注文することにする。

何より、お刺身と自然薯が好きだ。たまらん。

 

諸々のカスタムを施し、会計は2,986円。上出来である。

部署で約束した時間の15分前に受け取れるよう発注。会心の段取り。

 

アプリによると非常にスムーズに進行しているようで、お店から自宅までの地図の上を軽快に自転車のアイコンが走っている。

なんだかワクワクする、そりゃUber Eatsは流行るね。ラクだし楽しげだもの。

 

チャイムが鳴る。

非対面で受け取るようお願いしていたのでドライバーさんが去るのを待ち、アプリで受け取りの連絡をする。ドアを開ける。そそくさとお楽しみを回収。素気ない白いビニール袋に包まれた、お楽しみ。

 

手に取る。ずっしりと重い。

袋の底に手をやる。温かい。

 

…温かい?

 

確かに、酢飯がほんのり温かいタイプのお店はある。だが、さすがにこの温かさはマグロの山かけ丼には不適切なのでは?火が通っちゃわない?

ん?お??と思い、ビニールを解く。

 

ビニールを…ビニールを……

会いたいあなたに。そう、マグロのお刺身と山かけに。

 

フタに何か貼ってある。

お酢?酢飯もカスタムする時代なのかしらね。

まぁいいや、ありがたくいただきましょう。

 

白いビニールから漂う醤油のきいた香ばしいタレの香り。

たくさんの刻み海苔、浅葱、半分に切られた煮卵、そしてメンマ。サイコロ状のたっぷりのチャーシュー。

そして、この下のニョロニョロは…麺…?

 

フタに何か貼ってある。

【台湾まぜそば大盛り/ハバネロパウダー】

 

台湾…まぜそば……大盛り…?

ハバネロ…パウダー………?????

 

 

 

誤配〜〜〜!!!!!

これが噂に聞く誤配〜〜〜〜〜!!!!!!!

ごは、い……!

 

誰かが心待ちにしていたであろう台湾まぜそばを丁重に保護し、アプリを開く。

こういう気の重い連絡は、うんと面倒なプロセスを踏まされると知っている。

ただでさえ不親切なUIに嘲笑われているような気がしてくる。誰かウソだって言ってほしい。

 

何度かの失敗を乗り越え、誤配の連絡を済ませる。

まずまずのスピードで返金をしてくださり、お詫びにと500円のポイントを付与してくれた。

こなれた対応に感謝しつつ謝罪に慣れるというのは物悲しいな、と思いを馳せる。

 

ウソをつきました、馳せてはいません。

 

そして、お金が返ってきたからOK!という話では全くないのだ。

お昼ごはんは、3,000円は、マグロの山かけ丼は、そして、ランチミーティングは……

 

ただ空腹を満たしたいわけではない。

会社から与えられた3,000円を使い切り、空腹を満たしたいのだ。

好きなものは食べられなかったけど、無料でまぜそばが食べられてラッキー⭐︎なんて単純な話ではない。

あと、食べ物は極力無駄にしたくない。

 

劇場版ドラえもんのび太の日本誕生のび太くんのように『あのときのラーメンのスープ、飲んでおけばよかった』と雪山で倒れたくはないのだ。

 

一連の落とし所が見えない。

『わたしのマグロの山かけ丼はどこに?』『ていうか、台湾まぜそばはどうしたら?』など、Uberのことをあまりにも知らない。

そもそも、知らない方がいい。Uber社だって、こんな不名誉なことを周知されたくないだろうし…

 

すると、同僚が『誤配は食べちゃって大丈夫なんですよ』と教えてくれた。

食べてもええのんか〜〜〜い!

 

早く食べた方が良いであろう台湾まぜそばvsどうしても3,000円を無駄にしたくないヒラ社員。

しかし残酷なまでに台湾まぜそばの口ではない。全くない。まぜそばは今日中になんとかする、と心に誓う。だから許してくれ。

 

3,000円の予算に詫びポイントの500円を追加し、3,500円の再注文を決意。

最初より豪華なものが食べられる!やったー!

負けて勝つ、とはこのことか。

 

ごはんは十五穀米にしちゃうし、みぞれぽん酢の唐揚げもつけちゃう。3,482円!

我ながら、惚れ惚れするような攻めっぷり。

食い意地を張らせたら町内会くらいでは勝ち上がるのではないかと思う。

 

再注文ぶんが届くまで、あと40分くらいかかる見込みらしい。食べ物を無駄にするのは気後れする。ていうか、単純におなかすいた。空腹は敵。

 

辛いものが苦手なのでハバネロパウダーの文字に及び腰になっていたものの、よくよく見てみるとハバネロパウダーの小袋らしきものは見当たらない。

匂いを嗅いでみても、いかにも辛そうな刺激的な雰囲気はない。

 

…いけそうな気がする!

丼を夕食にし先に麺をいただく方が味も落ちないだろうし、最初からそうするべきだった。

 

お箸を差し込んでみると、見た目以上の大盛り。

男性が月曜日から気合いを入れるために注文したのかな…代わりに届いたであろう山かけ丼は少なかったかしら…と見知らぬサラリーマンを描きつつ、全体をよく混ぜる。

どんな店のものかも分からない麺をすする。不思議な体験である。

 

ありがたいことに、見た目以上においしい!

胃もたれしないかと心配だったが、食べきれそうだな…と思った矢先であった。

 

 

 

 

辛い。

 

辛い…辛い……

ありえん辛い………!!!!!

ものっそ辛い、麺に狂気を絡めるな〜!!!

何も中和するものがない。ツラい。

 

ハバネロパウダーはてっきり別添の小袋かと油断していたのだが、どうやらタレに混ぜてあるらしい。

よ〜〜〜く見たら、なんだか粉っぽいものが見える。えぇ〜…、、、

 

後から辛みが押し寄せてくる。

さすがにこれは胃が死ぬのでは…?と判断し、ないものとして扱うことにする。

素人が丸腰で激辛フードファイトしてはいけない。

 

ロンドンハーツのドッキリで泣きながら激辛麺を食べていたオズワルドの伊藤くんが脳裏を掠める。

10万円でも賭されていない限り、無茶をして食べることはないのだ。

 

激辛への耐性がないし準備もなかったので、わたしの舌を宥めるものがない。

困った、と冷蔵庫を見渡してみたらヨーグルトがあった。寝坊をして朝食をサボった自分に感謝が止まらない。

 

ヨーグルトでハバネロの刺激を鎮めつつ、アプリを覗き再びの丼の現在地を確かめる。

10分の前倒しで届けてくれるらしい。ありがたい。

 

そうこうするうち、自宅へと丼がやってきた。

注文から3時間弱。待ちに待った対面である。

 

アプリで見た写真の1/2サイズのマグロだって許せる。だって、ハバネロパウダーなんて入ってないんだもの。

あと、身銭ではない。それだけで優しくなれる。

 

今朝が資源ごみの日だったわね…次は木曜なんだよな〜、とボンヤリ思いながら台湾まぜそばから掬いあげたチャーシューと煮卵を口に運ぶ。

 

負けて勝つ、なんて夢物語なのだ。

負けは負け。ツイてない日はツイてない。

 

そんなことを思いながら、TVerでミステリと言う勿れを視聴する週はじめ。

明日は霜降り明星粗品くん企画の【粗品に勝ったら10万円】を観に行く日。きっと、このプラチナチケットのために今月の運は尽き果てたのであろう。おわり。